Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

日本人はイグノーベル経済学賞をとれるか?

ノーベル経済学賞は当分日本人には縁がなさそうですが、これだけトンデモエコノミストがあふれているこの日本、イグノーベル賞なら取れるのではないかと思い、ちょっと考えてみました。


ノミネート対象者:日本銀行
業績:流動性の罠が現実に発生することの実証
推薦理由:ジョン・メイナード・ケインズが『雇用・利子および貨幣の一般理論』で指摘しながら、実際には起こりえないとされてきた流動性の罠を、日本経済において発生させることで、ケインズの理論を実証したこと。
この業績は経済学に多大な貢献をもたらしたばかりでなく、「真似することができない/すべきでない」業績というイグノーベル賞の受賞基準にも合致するため、正しくイグノーベル経済学賞にふさわしいと言える。


イグノーベル賞のノミネート方法のページImprob | Purveyer Of Aestheticsには"FIRST, DO NO HARM. "という原則があるので、ちょっとこの書き方だと露骨すぎるのかもしれませんが、経済学賞の過去の受賞者には皮肉が込められていることも多いので、うまく推薦してやれば日銀や竹中大臣の受賞も可能かも。w