Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

人権擁護法案についての素朴な疑問

最近、人権擁護法案がいろんなブログで取り上げられていて、僕もいくつかのブログにはコメントを書いてます。最初は問題がある法律なのかなと思って、いやだなと思っていたのですが、bewaadさんの説明を読むと、現行制度と比べて大きく変わることはなさそうなので、ちょっと安心しました。


でもふと思ったのですが、そもそもこの法律ができることによってどんな利点があるんでしょうか?
利点がなく不安ばかり与える法律ならそんな法律必要ないわけだし、finalventさん若隠居さんが「weakな反対」を示しているように、そもそも人権擁護に役立つかどうかすら疑問が出てるし、どうも狙いがよく分からない法律なんですよね。


外国からの人権に関する批判に応えるなら、finalventさんが言うように刑務所や入管の問題を改善するのが筋だと思うんだけど、何故そっちに切り込まずにこんな法案が出てきたんでしょう?