Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

靖国論議で思うこと

ここ数年靖国神社を巡る問題が論議を呼んでいて、僕自身も何度か論争に巻き込まれたり飛び込んだりしてるのですが(笑)、どうも靖国神社を巡る議論は、以下のような点全てに対して賛成か反対か二者択一を迫るような空気があるように思います。



実際にはこれらの点について全て賛成とか全て反対という人は少なく、この点は賛成だがこの点は反対だという人が多いと思うのですが、そのような人の声もマスコミ報道では賛成・反対のどちらかに強引に決めつけられてしまうような気がします。
何だか個々の点についてアラカルトで選びたいのに、強引に「賛成」コースか「反対」コースのどちらのフルコースを選ばされる、そんな空気を感じますね。例えば麻生外相の靖国問題に関する発言を扱ったニュースやブログを見てると、そのような空気を濃厚に感じます。発言を素直に読めば、上のどの項目に賛成でどの項目に反対か、すぐに分かると思うのですが。