Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

韓国終了?

 そのまま第二次アジア通貨危機か何かになってジャペーンに波及するかは乞うご期待。

韓国マジ死んだww: やまもといちろうBLOG(ブログ)

切込隊長さんが「韓国マジ死んだww」という挑発的なタイトルのエントリを載せています。


また、朝鮮日報がこんな記事を載せています。

 米国と中国発の金融不安が世界経済を揺るがせている。米国のサブプライム低所得者向け住宅ローン)問題が長期化し、世界的な信用不安が再び高まっているからだ。その上中国も緊縮財政の動きを示していることから、世界的な株安にも拍車を掛けている。

 とりわけ最近の韓国の金融市場では、株・債権・ウォンというウォン建て資産の価値が同時に下落するトリプル安が連日続いており、投資家の不安はさらに高まっている。外国人が韓国の資産を売却して市場を去る「韓国売り」の徴候を示している可能性が高いからだ。

http://www.chosunonline.com/article/20071122000020

この記事では、トリプル安の原因を円キャリー取引の解消に求めているのですが、僕はむしろサブプライム問題によって大打撃を受けた外資が韓国から資金を引き揚げているためじゃないかと思います。8/10のエントリーで、韓国の急激な経常黒字減少や短期外債増加について書きましたが、この短期外債が引き上げられているのでしょう。日本のバブル崩壊時になぞらえれば、国際的「貸しはがし」というところでしょうか?


まだ韓国は膨大な外貨準備高を持っているのですぐに金融危機ということはないでしょうが、このまま外資の流出が続けば、いずれは外貨準備も底を突く可能性はあるでしょう。
アジア通貨危機の教訓からアジア諸国は膨大な外貨準備を積み上げてきましたが、それが本当に有効な方法なのかが、今回の「韓国危機」では問われるのでしょうね。