Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

勝間和代さんの国家戦略室への提言

国家戦略室への提言「まず、デフレを止めよう〜若年失業と財政再建の問題解決に向けて」(PDF資料)


11月5日午後6-7時の時間帯で、国家戦略室の「マーケット・アイ」ミーティングにおいて、上記資料をもとにプレゼンテーションを行いました。

私たちの施策について、会うまでは選択肢としてほぼゼロだったのが、施策としての可能性が出てきた、というのが印象です。

実際に、プレゼン後の感想でも、菅大臣から「興味ある。どうしようかな」という発言があったそうです。それだけでも、行ったかいがあったと思います。

国家戦略室への提言「まず、デフレを止めよう~若年失業と財政再建の問題解決に向けて」 - 勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!



11/5の国家戦略室の「マーケット・アイ」ミーティングにおいて、勝間和代さんがリフレ政策の必要性を、菅直人副総理を始めとする国家戦略室メンバーにプレゼンテーションしたそうです。
その際、twiterで専用アカウントに対するフォローを呼びかけるという形で、1日で2300人以上の賛同署名を集めて提出しました。*1
以前から勝間和代さんがリフレ政策の支持者であることは聞いていたのですが、ここまで思い切った行動をするとは驚きました。ベストセラーとなった数々の著書で自立した行き方を説いている方ですが、この言行一致ぶりはさすがですね。


僕もこのプレゼン資料を見ましたが、これまでリフレ政策を主張する方が言っていたことが分かりやすくまとめられていますし、「心が豊かになったのでモノを買わなくなったのではない」、「バブルでモラルを失ったわけではない」、「根性論で片付けられない」、「『仕事のえり好みしているから』、『ワシの若い頃は』といった若者イジメはやめよう」といった、思わず膝を打つような言葉もちりばめられていて、リフレ政策を知るときにまず読むべき資料と言って良い出来映えになっていると思います。


先ほどのブログ記事の最後にはこんな言葉もありました。長年リフレ政策を主張していると、いつまで経っても実現しない現状に気が滅入ってしまうこともあるのですが、確かにめげずに言い続けなければいけませんね。今回の行動には勇気づけられました。

今回は第一歩ですので、一度でわかっていただこうとは思っていませんので、今後も継続した活動を続けたいと思います。

今回の経験は、少子化対策のことを思い出します。2005年ぐらいから、少子化対策活動を本格的に行い始めましたが、2006〜2007年は歯牙にもかけず、という状態だったのが、急に2008〜2009年に急に動き始めました。

とにかく、何回でも、何年でも、言い続けます。

国家戦略室への提言「まず、デフレを止めよう~若年失業と財政再建の問題解決に向けて」 - 勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!

*1:僕も微力ながらこの署名には参加させていただきました。