日本の真髄
Hiroshi Yamaguchiさんやbewaadさんに影響されて、僕もいくつか考えてみました。
なんだかお二人よりもブラックになってしまった気もしますが。w
H-Yamaguchi.net: 「美しい国」の真髄5選
日本の真髄3選 - bewaad institute@kasumigaseki(2007-01-02)
憲法九条
1948年に日本国憲法が施行されて以来、この条文は平和を愛する多くの人々の信仰を集めてきました。近年ではこの条文を書き写すことで平和を願う「写九」という行為も行われており、もはや念仏や般若心経と並ぶ日本人の心の拠り所と言っても良いでしょう。
日本人の美しい宗教的心情を現代に蘇えらせた憲法九条は、日本の真髄の一つとして後世に伝えられるべきであると思います。
過労死
日本には武士道に基づく「滅私奉公」という美徳があります。この美徳は日本の近代化の原動力ともなり、日本が欧米の植民地化を逃れて独立を維持できたのも、戦後経済大国になれたのも、日本人一人ひとりが滅私奉公の気持ちを持って働いたからに他なりません。
このような滅私奉公の気持ちは現代にも息づいており、多くのビジネスマンが自らの命を犠牲にして働き、日本の社レ会に尽くしています。その結果仕事に斃れても、それは名誉の戦死というべきです。彼ら過労死した者は現代の英霊というべき存在であり、国を挙げて追悼すべきでありましょう。
また、現在政府が検討しているホワイトカラーエグゼプション制度は、残業代などの私的な理由ではなく社レ会のために働く意識を高めるという点で、「滅私奉公」の美徳を現代に蘇えらせるものです。その結果増加する過労死者については、速やかな追悼施設の整備が求められます。
いじめ
日本には「和をもって尊しとなす」という伝統があります。しかし日本にも多くの人がいますから、中には「和」の心を理解できない人も入るでしょう。そのような人に「和」の心を教えるために古来から行われてきたのが「いじめ」です。
確かにいじめによる身体的・精神的苦痛は苦しいものですが、多くの人はそれを耐えた後に「和」の心を理解し、日本社会に溶け込んで生きていくことが出来るようになります。このようにいじめは日本の伝統的な教育手法であると言えるでしょう。
現在、学校では「いじめ自殺」が大きな問題となっていますが、あくまでも防ぐべきは「自殺」であり、日本の伝統である「いじめ」ではありません。従って、学校や教育委員会、文科省、教育再生会議におきましては、いじめっこに対する厳罰などという欧米かぶれの誤った対策を採用するのではなく、いじめに耐えることが出来る強い子供を育成することを、「いじめ自殺」対策の基本とするべきです。
また、近年ブログで頻繁に発生している「炎上」についても、「和」の心を理解できない人に対する匿名による「いじめ」であると考えられます。従ってこのような行為は日本の美しき伝統に沿うものであり、いたずらに問題視すべきではないでしょう。