Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

正に波瀾万丈の起業家

 福井県にある小さな企業の印刷技術に、日本を代表する電機メーカーや自動車メーカーが注目している。大手メーカーから次々と開発案件が持ち込まれるが、新規に人材採用をしても工場を増設しても対応が間に合わず、てんてこ舞いの状態が続いている。

 福井県の特産品であるメガネのフレームに図柄を印刷する技術を基に、複雑な曲面に精密な印刷ができる技術を開発した秀峰(福井市)である。「顧客対応で精いっぱい。メディアになんて会う時間はないよ」と言う村岡貢治社長に、特別に頼んで話を聞いた。

 秀峰に今、最も熱い視線を向けているのが携帯電話機メーカーだ。

メガネから転じて携帯、自動車へ:日経ビジネスオンライン

福井県の中小企業がメガネのフレームに精密な印刷ができる技術を開発したところ、内外の携帯電話や自動車メーカーがこの技術に注目し、注文が殺到しているという話なのですが、実はこの経営者は過去に2回不幸に襲われて失敗に追い込まれており、そのうちの1回は検察に事業を潰されたようなものなのだそうです。
何度失敗してもその度に新たなアイデアを持って立ち上がる、正に起業家の鏡と言うべき人物でしょう。