Baatarismの溜息通信

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続・民主党はナベツネを証人喚問できるか?w

以前、自民党総裁選に絡んで、こんなタイトルの記事を書いたことがありました。


民主党はナベツネを証人喚問できるか?w - Baatarismの溜息通信


このときのタイトルは皮肉のつもりだったのですが、その後、民主党が本当にナベツネを証人喚問してもおかしくないような事態になるとは思いませんでした。w

 民主党の小沢代表は7日の記者会見で、福田首相との党首会談に至るまでの経緯を詳しく説明した。小沢氏は仲介者の名は明かさなかったが、首相や小沢氏の関係者らの証言で補うと――


小沢氏が明かした党首会談の経緯


 小沢氏は約2カ月前、ある人物から誘われ、食事をした。双方の関係者によると渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長のことだ。「お国のために大連立を」と訴えられた小沢氏は「民主党参院選で国民に力を与えてもらった。衆院選も力を合わせて頑張ろう、勝てるという雰囲気の中にある」と説明。「連立は政権を担っている人が判断する話。私どもの方からとやかくいう話ではない」と丁寧に断った。


 しかし、小沢氏は首相との会談に傾く。しばらくして渡辺氏が「首相の代理と会ってほしい」と提案。小沢氏も「今の段階では首相とは会えない。首相が信頼し、自分も親しく話せる人が良い」と乗った。首相の代理は、渡辺氏と連立構想を語り合ってきた森元首相だった。


 10月下旬、都内で小沢氏と森氏は顔を合わせた。


 森氏 「首相もぜひ連立したいと言っている」


 小沢氏 「あなたも本気か」


 森氏 「おれも本気だ」


 小沢氏も、政治の停滞が続くことへの懸念を口にし、連立へ意欲をにじませた。ただ、次の総選挙で政権交代をめざしていた立場から、党内の理解を得られるかどうか不安ものぞかせたという。こうしたやりとりの末、小沢氏は「そういう考えなら、首相から直接話を伺うのが筋ではないか」と返答。首相側から党首会談の申し入れがあったのは、その直後だった。

http://www.asahi.com/politics/update/1108/TKY200711070387.html



政治がメディアの報道内容に介入することは民主主義国ではタブーですが、このようにマスメディアのトップが政治に深く関わるのも民主主義国らしくない事態だと思います。少なくともこのような人がいなくならないと、日本のマスメディアは正常とは言えないんでしょうね。