Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

反対だけの民主党

「反対するときは対案を出せ」とは議論の際にはよく言われることですが、某野党第一党はそれすらできないようです。w

民主・野田氏:武藤・山口両氏に反対−日銀総裁人事、第三者望む


3月5日(ブルームバーグ):民主党野田佳彦氏は4日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、19日に任期満了を迎える日本銀行福井俊彦総裁の後任人事について、有力視されている武藤敏郎副総裁と名前が浮上している山口泰前副総裁に反対する立場を示した。野田氏は党広報委員長を務めている。インタビューでの主な発言は次の通り。


政府の武藤副総裁の総裁昇格案は拒否するのか。また政府が、山口前副総裁の起用を提示すれば受け入れられるのか:


「山口氏もオールド日銀だ。たぶん民主党にとって武藤、山口両氏はネガティブリストの1位と2位だ。民主党ポジティブリストを作っていない。相手がネガティブリストを持ってきても、断るだけだ。『政府が出してくるものは誰でもだめだ』という話ではない。政府が最初から、民主党が駄目だと言う人を出してくるのは、おかしなことだ」

http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=ayAKZWc3MQ7g&refer=jp_home



僕も武藤氏や山口氏はいかがなものかとは思うのですが、そんな僕でもこの野田佳彦議員の発言には腹が立ちますね。意中の人がいるのであれば、ちゃんと希望を出すべきでしょう。それもせずにただただ政府側の提案に反対するだけでは、ただいちゃもんをつけているだけですね。


民主党が今の状態では、どんなに自民党に問題があっても、僕は自民党を支持し続けるしかないでしょう。民主党に政権を任せたら、その瞬間日本経済は破滅しかねないですから。


ちなみに僕の日銀総裁に対する希望は、「CPI2%以上のインフレターゲットと政府・日銀間の政策アコードに賛成し、日銀の独立性が政策手段の独立であって政策目標の独立ではないと理解している人」、ただそれだけです。