Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

bewaadさんの本の背後に潜む影?

id:bewaadさんがついに本を出版されると、今日のエントリーで発表されてました。


http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20080401/p1


僕としても素直に喜びたいところなのですが、今日発売の「月刊現在」5月号に、この本に関連すると思われる、ちょっと気になる記事がありました。

政界ディープストロー 国平身修


有名官僚ブロガーの出版に潜む財務省の思惑


最近、有名なブログの内容をまとめた本の出版が相次いでいるが、経済や法律の評論で有名な、某官僚ブロガーも名前を明かして本を出版するそうである。しかしこの出版については、背後に財務省の影があるようだ。
小泉政権から安倍政権にかけての改革を立案した、高橋洋一という元財務官僚がいる。彼はそれらの改革に携わった結果、財務省を追われてしまったのだが、最近は改革の背景や内幕を書いた著書を立て続けに出版しており、人気を博している。
この状況に危機感を抱いたのが財務省である。かつて外務省を追われた佐藤優が論壇の寵児となり、外務省のイメージが暴落したのと同じことが、高橋氏の著書によって起こることを心配しているらしい。
そこで高橋氏に対抗して財務省側に都合の良い主張をする人物を捜したのであるが、財務省のお抱え学者では到底高橋氏にはかなわないことが分かった。そこで白羽の矢を立てたのが、このブロガー氏というわけである。このブロガー氏は官僚を擁護する発言も多かったため、財務省には都合が良かったようだ。
財務省はこの本の出版を全面的にバックアップする方針であり、すでに財務省金融庁の職員、そして管轄下の財団法人やほとんど全ての銀行に対して、この本の購入を推奨しているようだ。このように財務省の力でベストセラーを作り、その著者であるブロガー氏を高橋氏の論敵として売り出すことで、高橋氏の影響力をそごうという計画らしい。
このように国民の税金を財務省の都合の良い世論を作るために注ぎ込むのは、非常に問題があるのではなかろうか。



どうやらbewaadさんの本の背後には財務省の影があるようです。急にベストセラーになっても、浮かれてしまわないように注意してください。w