高橋洋一氏の書類送検について
警視庁練馬署は30日、温泉施設のロッカーから財布や腕時計を盗んだとして、元財務官僚で東洋大教授の高橋洋一容疑者(53)を窃盗容疑で書類送検した。
同署幹部によると、高橋容疑者は24日午後8時ごろ、東京都練馬区の温泉施設「豊島園庭の湯」の脱衣所で、区内に住む男性会社員(67)が使っていたロッカーから、現金約5万円が入った財布や、数十万円相当のブルガリの高級腕時計を盗んだ疑い。ロッカーは無施錠だったという。
男性の通報で駆けつけた同署員が調べたところ、防犯カメラに高橋容疑者に似た男が写っていたため、浴場から出てきた高橋容疑者に事情を聞くと、盗んだことを認めたという。調べに対し、高橋容疑者は「いい時計だったので、どんな人が持っているのか興味があり、盗んでしまった」と供述しているという。
逮捕しなかった理由について同署は「証拠隠滅の恐れがないと判断したため」としている。
高橋容疑者は小泉政権のブレーンとして郵政民営化や道路公団民営化などを推進。安倍政権では内閣官房参事官として公務員制度改革の青写真を描いたが、2008年3月に退官。「さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白」などの著書がある。東洋大は「教育に携わる者として許し難いことであり、厳正に処分を行いたい」としている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090330-OYT1T00754.htm
(2009年3月30日22時28分 読売新聞)
このブログを見て下さっている方ならご存じだと思いますが、僕は長年リフレ政策の支持者で、この高橋洋一教授はその有力な論者の一人でした。このブログでも彼の著書や意見を取り上げたことがあります。
そのような人がこのような事件で逮捕されてしまうとは、残念と言うしかありません。
まあ、さすがに国策捜査だの陰謀だのと言うつもりはありませんが。
かつて痴漢容疑で逮捕された植草教授と同様、犯罪に繋がる隠れた性癖があったということなのでしょう。
しかし、馬鹿なことをしてくれたものです。せっかく彼の名が知られて、影響力も広まりつつあったときに、自分で何もかもぶち壊してしまったわけですから。
残念だとは思いますが、同情の余地はないでしょうね。