Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

モンティ・パイソン化するアメリカ政治

[ワシントン 1日] アメリカの共和党民主党の主流派は、ドナルド・トランプ氏が大統領に就任すれば、アメリカのみならず世界の安全保障にとっても大きな脅威となるため、どのような手段を取ってでも阻止する必要があることで意見が一致し、トランプのようなバカの大統領就任を阻止するため、両党が合併して「賢者党」(Sensible Party)を設立し、統一候補としてヒラリー・クリントン氏を擁立することで合意した。
これに対してトランプ氏は、「共和党民主党エスタブリッシュメントが賢者づらして国民の意思を無視しようとしている。奴らが俺たちをバカというのならばそれでも良い。奴らこそが合衆国を外国に売り渡して衰退させた張本人なのだから。我々は奴らに対抗するため「バカ党」を設立しよう。合衆国には反知性主義の伝統がある。バカこそがこの国の多数派だ。」と演説し、「バカ党」(Silly Party)の設立を宣言した。
さらにクルーズ氏が「バカならばトランプには負けない」と「すごいバカ党」、サンダース氏が「我々はあれほどバカではない」と「ちょっとバカ党」を設立するなど、アメリカ政治はモンティ・パイソンのコントのような状況になりつつある。
これに対して、アメリカの主要紙は相次いで「国民の賢明な判断を望む」という内容の社説を掲載し、「賢者党」への支持を明確にした。一方、インターネットでは「バカ党」の支持者が「賢者党」をバカにする書き込みが溢れている。


モンティ・パイソン化するアメリカ政治 - Finansilly Times



この記事で取り上げられている「モンティ・パイソンのコント」とは、このサイトでも取り上げられている「選挙速報スペシャル」のことでしょう。


映画・ロック地獄サバイバル法: 空飛ぶモンティ・パイソン 第2シリーズ第6話


しかし、アメリカ政治をモンティ・パイソンに例えるとは、ブラック・ジョークですね。もはや誰もがバカみたいに見えてしまいますw