「ボランティア」と「義務化」の矛盾
http://bewaad.com/20060901.html#p01
以前から保守派の知識人や政治家の間で主張されていたボランティア活動の義務化を安倍氏が打ち出したそうですが、bewaadさんのブログではこの件で「ボランティア」という言葉の使い方を間違えているのではと言っていますね。
このケースでは国家が強制的に大学入学前に奉仕活動を課すということですから、ボランティアよりは公役(こうえき)と言った方が良いのではないかという気もするのですが。w
bewaadさんのブログのコメント欄でも、だいさんという方がこのような活動は英語で言えばcommunity serviceであり、この言葉のcommunityをmilitaryに変えると兵役の意味になると指摘されていますから、これはvolunteerではなくservice、つまり役務でしょうね。
安倍氏の周辺の人達は「公」という言葉が好きなんだから、「ボランティア」なんて世間におもねるような言葉を言わなければ良いのに。w
あと、id:Yasuyuki-Iidaさんの「事実上の授業料値上げでは?」という指摘にははっとしました。さすが経済学者ですね。