Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

官製動員の陥穽w

【北京=峯村健司】北京五輪の聖火リレーへの妨害を防ぐため、各地の中国大使館側が旅費を負担するなどして、現地の中国人留学生らを大量動員していたことが関係者の話でわかった。「人間の壁」による妨害対策を指示するなど、対処マニュアルも作成。各地で…

ソウルの聖火リレー

長野の聖火リレーは大きな混乱なく終わりましたが、その次に行われたソウルの聖火リレーは、中国側が過激な行動に出て大混乱だったようです。 中国人留学生ら、反対デモ隊ともみあい…警察・写真記者がけが 北京五輪の聖火リレーが27日、ソウルで行われたが…

長野聖火リレー雑感

昨日、長野で行われた北京五輪の聖火リレーは、大きな混乱なく終了しましたが、聖火リレーの妨害やチベット支持派と中国人の小競り合いなど、小さな混乱は多発したようです。 ただ、この程度の混乱で済んだのは、警察が混乱阻止を目的とした警備を徹底させた…

北京五輪聖火リレーの変質

【クアラルンプール】 北京オリンピック聖火リレーのクアラルンプールにおける出発地点であるムルデカ広場で21日午後、聖火リレー出発直前にチベット独立の旗を持っていた日本人3人家族が中国人らともみ合いになり、警察に保護されるという出来事があった。…

ネット紅衛兵?

米ノースカロライナ州の大学で、チベットを支持する学生グループと中国政府を支持する学生グループとの衝突を回避するため、仲裁にあたった中国人女子学生が、その後、インターネット上で「売国奴」と糾弾され、言葉の暴力などの深刻な被害を受けていること…

2008年の中国と1938年の日本

■前回エントリーで、中国の超有名サイトの「アンチCNN」の方からいただいたコメントは興味深かった。というのも、中国で突如燃え上がった「アンチCNN」世論、そしてこれに対して南方都市報論説委員の長平氏が4月3日に同紙に発表した「報道統制」に関…

財務省が財政と金融の連携を求めるのなら

民主党が、前財務省財務官の渡辺博史一橋大大学院教授の日銀副総裁就任に同意しなかったことで、財務省の面目は完全につぶされた。元副総裁の武藤敏郎氏、国際協力銀行総裁の田波耕治氏という2人の事務次官経験者の総裁就任を覆された財務省にとって、渡辺…

bewaadさんからのフォローアップについて

「元々民主党にあった考え方とは思えません」「今回の民主党の主張の根源は日銀にあったと考えるのが妥当」とおっしゃりますが、では日銀出身議員がいるわけではない他の野党(社会民主党、国民新党、日本共産党)が反対したのはなぜでしょうか? 今回の民主…

ふと思いついた冗談

日銀政局を見ていて、こんな冗談を思いつきました。 政府は高橋洋一氏を日銀副総裁に指名 →民主党は元財務官僚だという理由で拒否

日銀が楽になる方法

もう何だか疲れてしまってあまり書く気もしない、というか民主党に付き合うのもバカらしくなってきたのだが、正副総裁人事はどうなるんでしょうか。白川総裁は決まるとしても、渡辺副総裁に不同意とはよく分かりません。ちらちらニュースを見ていたのだが、…

日銀の勝利の行く末は?

昨日のエントリー「日銀の勝利 - Baatarismの溜息通信」に対して、id:bewaadさんからご批判をいただきました。 坊主憎けりゃ袈裟まで憎いってのはいかがなものかといいますか、不正確な日銀批判は正確な日銀批判の信頼性を損ないかねません。以前書きました…

日銀の勝利

今回、白川氏が総裁に昇格するかどうかは知らないけど、結局この一連の動きではっきりしていることは、日銀はここ十数年の経済運営の失敗の責任を全く取らされることもなく、しかも日銀出身者が立て続けにその組織の長のポストを得るという果実は死守したわ…

情報工学科の人気暴落

僕は約20年前に大学の工学部を卒業したのですが、当時の情報工学科は工学部でも一番人気が高い学科でした。しかし、今や情報工学科は工学部で一番人気が低い学科になってしまったようです。 − IT業界のイメージが悪化している。最近は大学でも情報工学系の人…

天安門中継のない北京五輪なんて

1週間ほど前に、「中国が五輪期間中の天安門広場からの生中継を禁止」というAP発のニュース(英語)が世界をかけめぐりました。これは誰よりもテレビ関係者にとって衝撃的なニュースで、興行的に痛いだけでなく、こうした要求にひれ伏すのは、報道機関と…

bewaadさんの本の背後に潜む影?

id:bewaadさんがついに本を出版されると、今日のエントリーで発表されてました。 http://d.hatena.ne.jp/bewaad/20080401/p1 僕としても素直に喜びたいところなのですが、今日発売の「月刊現在」5月号に、この本に関連すると思われる、ちょっと気になる記事…