Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

歴史問題の国際化

一方、日中間の問題に第三国を巻き込もうという発想は日本側にもあります。例えば自民党中川秀直政調会長が日中間の歴史研究に第三国の学者を参加させる構想を提唱しています。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060221-00000074-kyodo-pol


歴史問題に第三国の学者を参加させた場合、学術的に見れば中国よりも日本の歴史観の方が妥当であると見なされるでしょうから、中国への大きな圧力になるでしょう。


期せずして日中双方が第三国の力を利用して日中関係を有利にしようとしているわけですが、今後は双方の構想を巡って日中間の駆け引きも活発になるのでしょう。