Baatarismの溜息通信

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中国の食品を食べるだけでドーピング違反?

8月に開催される北京オリンピック(五輪)の際、米国代表チームはすべての食材料を中国の外から持ち込むことにした。

米オリンピック委員会(USOC)は、牛肉・豚肉・鶏肉などの肉類2万5000ポンド(11.3トン)をケロッグやタイソンなど米大手食品企業の支援を受けて北京に空輸する計画だと、米ニューヨークタイムズ(NYT)が9日(現地時間)報じた。

米国から送られた肉類は五輪開幕2カ月前に現地に到着する。 その後、徹底した税関検査を経て、600人余の米五輪代表チームが到着する3週間前、USOC側に引き渡される予定だ。

USOCの関係者は、2年前から現地調査を行ってきた結果、こうした決定を下した、と明らかにした。 中国産の鶏肉に禁止薬物のステロイドが多量に含まれていることを確認した、ということだ。

NYTはこの関係者の話を引用し、「選手がこの鶏肉を食べた場合、薬物テストで引っかかる可能性もある」と報じた。 これだけではない。 他の多くの食品も殺虫剤や不法薬物で汚染され、米国選手が現地の食品を食べた場合、病気にかかる危険もあると、USOCは判断した。

「中国の食品は信じられない」…米五輪チームは食料を空輸 | Joongang Ilbo | 中央日報



中国の食品の危険性は、日本のみならず世界中で問題となっていますが、そんな中、米オリンピック委員会(USOC)は北京オリンピックの際、すべての食材料を中国の外から持ち込むことにしたそうです。
その理由の一つとしてあげているのが、 中国産の鶏肉に禁止薬物のステロイドが多量に含まれていることだそうです。
日本でも北京オリンピックにおける食品の安全性については指摘されてますが、向こうの食品を食べるだけでドーピング検査に引っかかりかねないとは、僕も想像できませんでした。
日本代表チームもすべての食材料を中国の外から持ち込まないと、ドーピング検査に引っかかって失格になりかねないですね。JOCはこういう点について、事前に対策を取るのでしょうか?