Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

オーストラリア総選挙結果

ハワード保守政権の継続か否かが争点となったオーストラリア総選挙の投票が24日、行われた。即日開票の結果、国営テレビによると、最大野党、労働党過半数を制し、11年半ぶりに政権を奪取した。1996年の発足以来5期目を狙った与党、保守連合自由党、国民党)のジョン・ハワード首相(68)は退陣、労働党ケビン・ラッド党首(50)が次期首相に就任する。

 ラッド新政権は選挙公約に従い、イラクの豪州戦闘部隊約550人の段階的撤退と、京都議定書の即時批准を行う見通しで、イラク環境政策にも影響を及ぼしそうだ。

 また、ラッド党首は中国語に堪能な親中派の政治家として知られ、中豪関係が一層強化されるのは確実だ。ラッド党首は一方で日本の調査捕鯨を厳しく批判しており、ハワード政権時代に進展した日豪関係にも微妙な影響が及ぶ可能性がある。

http://sankei.jp.msn.com/world/asia/071124/asi0711241949006-n1.htm

オーストラリアの総選挙は、予想通り労働党の勝利に終わったようです。
さて、ラッド新政権はやはり日本の調査捕鯨に軍隊を出動させるのでしょうか?それとも、その前に日豪間で何らかの妥協が成立するのでしょうか?