Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

2007-01-01から1年間の記事一覧

嫌韓派は情報が古い?

病としての韓国ナショナリズム (新書y)作者: 伊東順子出版社/メーカー: 洋泉社発売日: 2001/10メディア: 新書 クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見るこの「病としての韓国ナショナリズム」という本は、長年ソウルに在住しているジャーナリストであ…

与謝野馨の陰謀?w

現在発売中の月刊現代11月号に、末延吉正(元テレビ朝日政治部長・立命館大学客員教授)の『我が友・安倍晋三「苦悩の350日」』という手記が掲載されています。 我が友・安倍晋三「苦悩の350日」 「ニュースステーション」「朝まで生テレビ!」を手がけ、政…

中川(酒)、麻生(毒)w

中川氏「負けても悔いなしのいい総裁選でした。しばらくは無役として全国行脚でもやりましょう」 麻生氏「おう、お前も付き合ってくれるか」 中川氏「毒を食らわば皿までですよ」 麻生氏「なんだ! おれは毒なのか」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=2007…

福田政権の支持率

福田政権の支持率がどのマスコミの調査でも50%を超えていて、意外に高い人気になってますが、この人気ぷりを見て、僕は副会長さんの参院選の時の感想を思い出しました。残念ながら副会長さんはブログをやめてしまいましたが、この文章は僕のブログの7/26のエ…

リフレバナーとリフレWiki

id:arnさんが作成したリフレバナーをこのブログにも貼ってみました。 また、このバナーは、やはりid:arnさんが立ち上げたリフレ政策ポータルWikiにリンクしていますので、興味のある方は是非ご覧下さい。

福田氏の長所と短所

安倍首相の突然の辞任表明で始まった自民党総裁選も明日が投票日。麻生派以外の全ての派閥の支持を受けた福田康夫氏が優勢という流れは変わっておらず、サプライズがなければこのまま自民党総裁、総理大臣になるでしょう。 ただ、この福田康夫という人物は、…

民主党はナベツネを証人喚問できるか?w

自民党衆議院議員の戸井田とおる氏のブログのコメント欄に、衝撃的な投稿がありました。書いた方は、水間政憲氏と名乗っています。第1回水間政憲氏 対談ページ 戸井田とおる 姫路衆議院議員という対談をされているので、戸井田氏とは親しい方のようです。 内…

安倍首相辞任

実は今日はかみぽこさんの「ダイナマイト」記事と絡めて、APECでの「職を賭す」発言のことでも書こうかなと思っていたところだったのですが、突然辞任の報が飛び込んできてさすがに驚きました。しかも、今日から国会の代表質問が始まるタイミングなのに。 安…

与謝野官房長官の「悪魔的」発言から見えること

──経済成長と税制が財政再建の車の両輪といっているが、具体策は。 「数字だけの遊びであれば、例えば名目成長率15%という想定で計算すれば日本の財政はあっという間に解決する。ただ、国民の生活にとって物価が安定していることはとても大事だ。名目成長…

与謝野官房長官に感じる不安

昨日の内閣改造で、与謝野馨氏が官房長官に就任しました。一般的には政策に強い人物を内閣の要に配した手堅い人事という評価が強いのですが、僕は昔から与謝野氏には不安を感じています。 小泉内閣時代、竹中平蔵氏と与謝野氏の間で与謝野・竹中論争という、…

残念至極

「溜池通信」や「債券・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」によると、僕も愛読していた「さくらの永田町通信」と「副会長だより」が閉鎖に追い込まれてしまったようです。 〇すでにお気づきの方が多いかと存じますが、このたび武運つた…

嫌韓経済学?

中国と韓国はどちらも日本の隣国であり、最近は「特定アジア」などと一緒にされて批判されることも多いのです。しかし中国経済については書籍やマスコミ、ネットで論じられることも多いのですが、何故か韓国経済はほとんど論じられることがありません。 そん…

民主党は参院多数を生かせるか?

参議委員選挙の結果を受けて野党多数となった参議院で、今後どのような事態が起こるのかが気になっているのですが、「治大国若烹小鮮 おがた林太郎ブログ」で、鋭い指摘がありました。 参議院で与野党が逆転しました。これで何が変わるかということについて…

マキャヴェッリの言葉から

投票日の夜、僕は同じようなことばかり繰り返す開票速報にも飽きたので、テレビを見ながら塩野七生の「マキャヴェッリ語録」をパラパラと見ていました。すると、その中に今回の自民党の敗北理由を見事に示しているのではないかという言葉を見つけました。 君…

民主党は廃案戦術を採用するのか?

昨日の参院選は自民党の大敗、民主党の大勝となり、参議院は野党多数となりました。野党多数となった参議院では、政府側の譲歩がない限り、与党の法案が可決されることはないでしょう。 ただし、衆議院は与党が三分の二を確保してますので、憲法59条の規定に…

安倍が負けたら大増税!?

色々盛り上がっている参院選ですが、経済政策だけはほとんど争点になっていません。「溜池通信」でかんべえさんが述べているように、市場は「ポスト安倍」よりも「ポスト福井」を心配している有様です。 ●市場は何故、政治に無関心なのか このように「政治の…

続・安倍政権はなぜ叩かれる?

前回のエントリーでは、安倍バッシングの背後に財界や財務省がいるのではという憶測を述べましたが、安倍バッシングをしたい動機は、当のマスコミ自身にもあるのではないかという推測記事を見つけました。 マスコミも商業主義の中で生息している以上、権益を…

安倍政権はなぜ叩かれる?

参院選を次の週末に控えて、マスコミでは「失言」や「スキャンダル」を材料にした安倍政権への批判が、どんどんエスカレートしています。 ただ、安倍政権がそこまで悪い政権なのかと考え直してみると、政策面では余り悪い材料はないように思います。最大の問…

左のナショナリズム

7/9の日記では麻生太郎氏にナショナリズムの臭いがしないという話をしましたが、彼のナショナリズム観もちょっと独特なところがあります。「自由と繁栄の弧」でも取り上げられていたソートリーダーに関する話の中に、それが伺える場所があります。 日本が恐…

星集め用エントリーw

昨日突然開始されたはてなの新サービス「はてなスター」は、はてな村のあちこちで反発を呼んでいるようですね。 ただ、この「はてなスター」は見出し記法を使わないと現れないようです。 僕はあまり見出しを使わないのですが、「はてなスター」用に見出しを…

誤解される麻生太郎

先月、麻生太郎外相の著書を立て続けに読んだのですが、一番印象的だったのは、どちらの本を読んでも、観念的なナショナリズムの臭いが全くしないことでした。とてつもない日本 (新潮新書)作者: 麻生太郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/06/10メディア:…

宮澤元総理死去

宮澤喜一元総理の死去に関して、僕が読んでいるブログでもいろんな記事が出ています。 日米関係の「最良の日々」は去ったのか。: 雪斎の随想録 http://lovelysakura.way-nifty.com/sakura/2007/06/post_a66c.html 宮澤元総理の逝去: forrestalの回顧録 http…

慰安婦問題意見広告で思ったこと

6/14に、日本の右派の有志がワシントンポストに慰安婦問題に関する意見広告を出しました。「雪斎の随想録」によると、その中に次のような文章があったそうです。 実際、一般市民の強姦を防止するため多くの国が軍用の売春施設を設置していた。(例えば、1945…

ネットからの弁護士懲戒請求は違法か?

インターネットを利用した裁判の弁護人に対する懲戒処分を求める請求が相次ぎ、法曹界に波紋が広がっている。 山口県光市の母子殺害事件で殺人罪などに問われた当時18歳の元少年(26)の弁護人に対する懲戒請求が、弁護人の所属する法律事務所や所属弁護…

はてなブックマークは逆選択か?

最近、池田信夫氏のブログに対して、汚い言葉で誹謗中傷するはてなブックマークコメントがつけられていて、池田氏はそのようなコメントを「ネットイナゴ」と批判しています。 最新のエントリーで池田氏は経済学を援用して、以下のような批判をしていました。…

専門性の敗北?

今日も今日とて、息子の学校での「対策会議」に行ってきた。ウチの子の学校は、アメリカの中では「レベルが低い」と言われるカリフォルニア州の、お金持ちでもない小さい学区のフツーの公立校。それでも、いつも対策会議のたびに、そのノウハウや仕組みにい…

「クーリエ・ジャポン」6月号から

前回のエントリー絡みで「クーリエ・ジャポン」6月号を読んだのですが、山形さんのコラムよりもこの記事に惹かれてしまいました。(笑) 援助交際から武士道まで 日本人のここが知りたい! 中国人による「105の質問」 http://moura.jp/scoop-e/courrier/cont…

中国製造業の「垂直分裂」

『クーリエ・ジャポン』6月号に掲載された山形浩生さんの記事で、Economist誌の中国系自動車メーカーについての記事が紹介されていた。まあ一連のコピー製品を揶揄するような内容なんだが、それにしてもいくらコピーしているからといってどうしてそんなに安…

米中経済戦争から軍事戦へ?

「ぺきん日記」さんによると、今中国のネットでは、『良き日を想い、中国人の破産を望まないために、ぜひ読んでいただきたいのです』というタイトルの、出所不明の「論文」が広がっているそうです。 「株で大儲けした、不動産で儲かった、などと喜んでいる人…

借金のタンゴw

米国のクレジットカードの話: 極東ブログ 自己裁量と私の能力:支払い慣行のお話 - セカンド・カップ はてな店 id:finalventさんとid:Soredaさんが、アメリカやカナダでのクレジットカード事情について、興味深い話をしています。内容を自分なりにまとめてみ…