Baatarismの溜息通信

政治や経済を中心にいろんなことを場当たり的に論じるブログ。

2008-01-01から1年間の記事一覧

福田政権崩壊に関する一考察

福田首相が辞任したというニュースを聞いて、以前に自分が福田首相について語った記事を探してみたところ、こんな記事が見つかりました。 この結論に至るまでに、3エントリー(見方によっては6エントリー)に及ぶ分析があるので是非読んでいただきたいので…

「経済巨編 死闘!! 地底人対最底人!」w

カエルの面に小便という言葉があるが、あらゆる経済学者から小便や大便をかけられても、同じようなバラマキ政策を主張するリチャード・クー氏の脳は、両生類以下なのだろうか。しかし朝日新聞(23日4面)によると、彼が「麻生太郎氏の経済政策の理論的支柱」…

嘘を嘘と見抜けなかったネット社会の末路

韓国では、米国産牛肉の輸入再開をめぐる抗議デモの拡大を契機に、インターネットの規制を強化するための法改正や新法の検討が次々に進んでいる。その多くは表現の自由にかかわりかねない内容だけに、ネット業界やネットユーザーに「過去への逆戻りか」と危…

「WaiWai問題」を批判する「主婦」の背景を考えてみると

まとめサイトによると、事件の初期の頃、火種となった問題記事に対して、不快であるとして毎日に抗議のメールを送ったのは女性であった。女性にとってはきわめて不快な内容の記事なのだから、たとえ直接相手に触ったり脅したりしていなくても、職場に女性の…

麻生、中川(秀)、与謝野のトリレンマ

自民党の麻生太郎幹事長が平成23年度にプライマリーバランス(PB、基礎的財政収支)を黒字化する政府目標の先送りを提案したことを受けて、経済成長重視の「上げ潮派」のリーダーである中川秀直元幹事長がさっそくかみついた。新閣僚に与謝野馨経済財政…

上げ潮派一掃内閣

福田総理が、8/1に突然内閣改造を行いましたが、新しい内閣や自民党の人事を見て思ったのは「上げ潮派一掃内閣」という言葉でした。そう言いたくなるくらい、見事に中川秀直氏に近い人物が外され、与謝野馨氏に近い人物が重用されているように思えます。 さ…

竹島問題で墓穴を掘る韓国?

【ソウル=黒田勝弘】韓国では日本の中学社会科学習指導要領の解説書に竹島(韓国名・独島)をめぐる日韓の領有権対立を記述したことが「ケシカラン」として“独島反日”が続いているが、その中で与野党国会議員50人による「日本の対馬も韓国の領土だ」とす…

ブログ通信簿

ブログ通信簿 最近、あちこちのブログで「ブログ通信簿」というのが紹介されているので、僕もやってみました。 どうやら僕は56歳のおばはんのようです。w

韓国の「ActiveX依存症」

世界で約20%のシェアを占め、マイクロソフトのIEを脅かしているWebブラウザー「Mozilla Firefox 3」。2008年7月2日には「Firefox 3」がリリース後、24時間で800万2530件がダウンロードされ、ギネスブックに世界記録として正式に認定されたほど注目を浴びて…

インフレアレルギーが増税を招く

―― 改めて埋蔵金の存在を否定してから増税路線を推し進めようということですよね。 高橋 財政再建のために増税が必要か否か、というのは、増税の前にやるべきことをいくつ終わらせるかの問題です。私は、政府の特別会計などに貯まっている資産があるのだから…

韓国でiPhoneが発売されない理由

今日はAppleの携帯電話iPhone 3Gの発売日で、世界中で行列が出来ているようです。 このiPhone 3Gは世界の多くの国で発売されますが、Appleが公表している発売国を見てみると、中国、台湾、韓国といった、ITが普及しているはずのアジア諸国で発売されないのが…

潘基文の憂鬱

日中韓の歴訪を終え、洞爺湖サミット出席のため札幌に滞在中の潘基文(パン・ギムン)・国連事務総長は8日、朝日新聞の単独会見に応じた。安全保障理事会の改革について「世界情勢の劇的な変化を考えれば常任理事国を含めた安保理拡大は絶対に必要だ」と述…

「私刑化」する社会についての日韓比較

毎日新聞の「WaiWai」問題について、藤代裕之さんがガ島通信で、このような記事を書いていました。 毎日新聞の英語版サイト「Mainichi DailyNews」のコーナー「Wai Wai」で変態的ニュースを5年近く配信し続けていた問題は、「私刑化する社会」の代表事例とな…

トンデモ情報から始まった韓国の混乱

今年2月に発足した李明博(イミョンバク)政権が暗礁に乗り上げている。 そもそもの発端は、後述する米国産牛肉の輸入再開に市民が猛反発したことだが、その抗議行動は1ヵ月以上も続いている。当初は「牛肉輸入反対」「対米再交渉」だったスローガンが、日を…

WaiWai問題

「ファーストフードで女子高生が性的狂乱状態」「防衛省の『ロリータ』漫画キャラクターで内実が明らかに」――なんと毎日新聞の英語版サイトでこんな驚くべき記事が配信されていた。中には「六本木のレストランで豚を獣姦し、その後食べた」という、目も当て…

物価高騰の意外な犯人

今の日本では消費者物価指数(CPI)ベースではせいぜい1%程度の物価上昇ですが、石油や穀物など生活に影響を与えやすい商品の価格が高騰しているため、消費者心理としては物価高を感じることが多くなっています。 さて、この物価高の「犯人」とされるのが、石…

釜ヶ崎で暴動発生

<6月16日>(月) ○朝日放送『ムーブ!』のために大阪へ。月に一度の武者修行のつもり。いやあ、ホント、大阪の番組はおもろいでっせ。 ○例えば本日、2本目のニュースによると、西成の労働者が警察に猛抗議。それが何と3日連続であるという。逮捕者はすでに…

貧しさと通り魔

6/9に秋葉原で発生した連続無差別殺人事件については、マスコミでもネットでも様々な情報や意見が語られています。僕もそれらの情報をずっと見ているのですが、その中で「少年犯罪データベースドア」では、昔の通り魔事件の多さについて説明していました。 …

未知のウィルス?

昨年の大阪世界陸上女子一万メートル代表の絹川愛(ミズノ)が、今月末に行われる日本選手権を欠場する可能性が高いことが5日、明らかになった。 原因不明の感染症が完治しなかったため。同選手権は北京五輪代表選考会を兼ねており、絹川の五輪出場は厳しく…

文化大革命とルワンダ大虐殺

少し前の話になりますが、「溜池通信」の4/27の「かんべえの不規則発言」に、中国の文化大革命に関するこんな話がありました。 <4月27日>(日) (中略) ○かつて熟年の中国人学者に向かって、文革時代のことを尋ねたことがある。知りたかったのは、当時の…

常温核融合成功!?

がーん、みなさま、常温核融合が成功してしまったとのこと。大阪大学の荒田吉明が常温核融合の実証実験を成功させた?!? き、き、きくちさん、これはいったいどういうことですかっっっ!!!も、も、もりやまさん、ちゃんと報道しないとダメではありませぬ…

四川大地震で報道される地域と報道されない地域

四川大地震の報道をずっと見ていて気づいたのですが、震源地の汶川(ブンセン)から南東側の平野部については様々な報道が流れているのに対し、北西側の山岳部についてはほとんど報道が行われていません。南東側の平野部は漢族が多く、北西側の山岳部はチベ…

四川大地震で気になったニュース

今回の地震ではいろんな報道が飛び交っていますが、その中で気になるニュースをピックアップしてみました。 デモ再発を警戒、自治州の治安部隊なお駐留…四川大地震 http://www.yomiuri.co.jp/feature/20080512-2403370/news/20080515-OYT1T00147.htm 被災者…

四川大地震とチベット問題

[成都(中国) 13日 ロイター] 中国南西部で起きた四川大地震で死者数は四川省だけで1万人に迫り、数百人が倒壊した建物の下敷きとなっている。国営メディアによると、四川省を震源とするマグニチュード7.8の地震により、同省では少なくとも学校8校…

日本はインフレかデフレか?

インフレ万歳! 食料や石油の価格急騰、そして信用収縮を発端にした経済停滞。両方の組み合わせは、世界のほとんどの国にとっては、良くないことなのだが、しかし日本は違う。過去10年近くデフレのぬかるみにはまっていた日本にとって、今の状況は価格の持続…

官製動員の陥穽w

【北京=峯村健司】北京五輪の聖火リレーへの妨害を防ぐため、各地の中国大使館側が旅費を負担するなどして、現地の中国人留学生らを大量動員していたことが関係者の話でわかった。「人間の壁」による妨害対策を指示するなど、対処マニュアルも作成。各地で…

ソウルの聖火リレー

長野の聖火リレーは大きな混乱なく終わりましたが、その次に行われたソウルの聖火リレーは、中国側が過激な行動に出て大混乱だったようです。 中国人留学生ら、反対デモ隊ともみあい…警察・写真記者がけが 北京五輪の聖火リレーが27日、ソウルで行われたが…

長野聖火リレー雑感

昨日、長野で行われた北京五輪の聖火リレーは、大きな混乱なく終了しましたが、聖火リレーの妨害やチベット支持派と中国人の小競り合いなど、小さな混乱は多発したようです。 ただ、この程度の混乱で済んだのは、警察が混乱阻止を目的とした警備を徹底させた…

北京五輪聖火リレーの変質

【クアラルンプール】 北京オリンピック聖火リレーのクアラルンプールにおける出発地点であるムルデカ広場で21日午後、聖火リレー出発直前にチベット独立の旗を持っていた日本人3人家族が中国人らともみ合いになり、警察に保護されるという出来事があった。…

ネット紅衛兵?

米ノースカロライナ州の大学で、チベットを支持する学生グループと中国政府を支持する学生グループとの衝突を回避するため、仲裁にあたった中国人女子学生が、その後、インターネット上で「売国奴」と糾弾され、言葉の暴力などの深刻な被害を受けていること…